お食事の最中に失礼致します。
執事の館・準備委員会の松原でございます。

日増しに日照時間が短くなり、午後５時を過ぎた頃にはずいぶん暗くなってしまいます。
まだ夕方と思って外に目をやると、思っていた以上の暗さに驚く今日この頃でございます。
この週末はどうやら、全国的に天気が崩れる見通しとのことで、愛知県も今夜あたりからいっそう
寒さが増してくるようです。そちらも、冷たい風が吹いておりますでしょうか。

この１週間の間に、準備委員会には様々な動きがございましたので、報告をさせていただきます。
「○○○の仮住まい」が現実味を帯びるにつれて、各メンバーの動きも慌ただしくなって参りました。

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まず、「愛知県小牧市のバウムクーヘン」については、１１月４日の日中から夜間に掛けて、
明らかな時間帯を予告せずに、申し付けを承りました。お陰様で３回分、600個の申し付けを完了。
これは初回の申し付けにおいて露見した、「予め設定した以上の在庫数が申し付けられる問題」を、
アクセス数の低減をもって回避しようと試みた、苦肉の策でございます。何卒ご了承くださいませ。

受付を開始する時間帯を明言しておりませんから、常に申し付けのページを監視しておくか、
運良くアクセスしたときにだけ購入できることになり、非常に使い勝手の悪いものでありました。
この点について Twitter やメールなどから、多くのお叱りを頂きました。心底、反省しております。

実はバウムクーヘンの生産を担当しております、工房の黒川さんの配慮により、
第５回（11月22日発送分）、第６回（11月29日発送分）の増産が決定しましたことをご報告致します。

第５回 : 11月22日（金）発送分 200個 + 【150個】
第６回 : 11月29日（金）発送分 200個 + 【150個】

既に工房はクリスマス前の繁忙期を迎え、今週の時点ですでに朝５時出勤、夜１０時退勤という
大変厳しいスケジュールであるにも関わらず、ひとりでも多くのお嬢様、旦那様に、
バウムクーヘンをお届けしたいとの気持ちから、増産を引き受けてくださいました。

今回は、これまでの申し付けの反省を踏まえて、試験的に「抽選方式」で申し付けを承ります。
この手順が煩雑になりますので、下記をよくお読みになった上でお申込みくださいませ。

１． 11月11日（月）の午後９時４５分までに http://bmkc.jimdo.com/ からお申し込みください。
２．　当日中に抽選をおこない、当選されたお嬢様、旦那様にメッセージをお届けします。
３． メッセージの本文中に記載された URL から、バウムクーヘンの申し付けを承ります。
４． 銀行振込の場合は、11月15日（金）までに、代金のお振込を頂きます。
５． １１月22日、もしくは11月29日にバウムクーヘンを発送致します。

補足事項
・抽選券のお申込みは、かならず「主の手帳」に記帳されたメールアドレスをご記入ください。
・過去にバウムクーヘンをお召し上がりになった方も、抽選に参加できるものと致します。
・入金の方法は、銀行振込およびクレジットカード決済（Paypal）で承ります。
・バウムクーヘンの申し付け権利はキャンセルできません。
・バウムクーヘンの申し付け権利は譲渡できません。
・今回の申し付けはお一人様１品限りとなります。

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なお「愛知県小牧市のバウムクーヘン」は２０１４年１月以降、比較的安定した生産となる見込みです。
それにともない、１週間あたり350個ずつの焼成を行う予定ですが、これまでお伝えしていた単価は、
第１便で予定していた600個の生成を見込んだコストとなっておりましたことを報告致します。

お嬢様、旦那様、バウムクーヘンを焼く装置をご覧になったことはございますでしょうか。
円状に取付けられた心棒に、１層ずつ生地を塗り付けて、バーナーで焼き上げる…という工程を、
１０回、２０回と重ねることで、美味しいバウムクーヘンが焼き上がる仕組みとなっています。

工房では、この装置に６本の心棒を取付け、一度に60個分の焼成を想定しておりましたが、
本生産にあたって、半分の３本（30個分）でないと安定した品質を出せないことが判明しています。
つまり、焼き上げるために本来想定していた２倍の時間が掛かっている次第であります。

見込みが甘かった点については、謹んでお詫び致します。
第６回までのお届けは、告知していた通りの金額で提供を行って参りましたが、
来年１月の第７回以降は、300円の値上げ、送料込みで2,700円での提供とさせてください…。

工房に対して、確実な利益を確保することが、安定した生産体制に不可欠でございます。
何卒ご了承くださいますよう、心からお願い申し上げます。

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さて、気になる「○○○の仮住まい」の動きは、執事の館・準備委員会から提示した条件で、
概ね同意を頂くことができたそうです。来週の水曜日には、契約書面への調印が行われるとのこと。

仮住まいの場所が確定した段階で、すぐにハローワークを通じて、全国に求人を出します。
これは多くの人に門戸を開く意味もございますが、高齢者の就業支援を行う機関に対して、
情報を提供することと、お国からの助成金を頂くために、どうしても必要なステップであります。

しかしまたここで、新たな問題が浮上してきました…。

ハローワークに求人情報を提出する際に、かならず「勤務地」を明記せねばならない、ということです。
これは職業安定法という規則の中に出てくるものですが、雇用される方がどこで働くことになるか、
事前に告知しなければいけないというルールがあるそうです。

つまり、ハローワークを介して求人情報を出した段階で、仮住まいの場所が公開されてしまいます。
もちろん私たち準備委員会としましては、事前に公開すること自体には何ら躊躇いはございません。
しかし、「○○○の仮住まい」の物件オーナーとの約束で、「周辺環境に迷惑を掛けない」という主旨の
約束事があり、もし多くの方が建設中の様子を下見されると、この約束が守れなくなってしまいます。

求人のため、助成金のためには、どうしても所在を明らかにせねばなりませんが、
お嬢様、旦那様には、良識ある振る舞いをお願いしたいと思う次第であります…。

どうか、よろしくお願い致します。

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ここで改めて、申し付け品の進捗をご報告致します。

現在、次なる申し付けの品として準備を進めております「愛知県名古屋市のやわらかいプリン」は、
美濃焼を用いて焼成した際の、熱の入り具合をみてレシピを微調整しております。
また器をお納めするための外箱も、試作を行いました。
https://twitter.com/butlers_house/status/398654405517393920
https://twitter.com/butlers_house/status/398655251667877889
https://twitter.com/butlers_house/status/398656696395894784
フタは焼物の口径が安定しないことを想定して、塩ビ製ではなく、セロファンや和紙などを、
透明もしくは白色の輪ゴムを使って留める方向で検討を行っております。

また「愛知県小牧市のかたいプリン」のために、愛知県産の生乳を手配するべく奔走しております。
実は、日進市の愛知牧場さんに、かのジャージー種の乳牛が20頭も居たということです。
https://twitter.com/butlers_house/status/397590309120397314
https://twitter.com/butlers_house/status/397610327543537664

「愛知県名古屋市の豚チャーシュー」は、脂身の多さを改善する為に、素材そのものを見直し。
調味料もすべてグレードを上げる方向で、調整を進めております。
https://twitter.com/butlers_house/status/397739843632914432
https://twitter.com/butlers_house/status/397741496612302848

「愛知県名古屋市のお饅頭（仮）」および「愛知県名古屋市のういろう（仮）」については、
ひきつづき市内の老舗による試作中。気長にお待ち頂ければ幸いに存じます。

このほか、「愛知県名古屋市のオーダースーツ」という案が浮上しております。
ご自宅で採寸できるキットをお届けしたうえで、仮縫いと試着を２度程おこない、
身体のサイズに合わせたスーツを、お届けするサービスを検討しております。
このため主の手帳（正式版）には、身丈などを記入する欄が、追加される見通しです。
（記入は任意であり、強制ではございません。ご了承ください。）

いまお住まいの地域には、良い仕立て屋さんはいらっしゃいますでしょうか。
もし身体に合わせてスーツを新調したいというお考えがございましたら、ご用命くださいませ。

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また先日の負荷テストについては、ご協力をくださいまして誠にありがとうございます。
予定しておりました１１月４日、午後８時の段階で、最大6,000アクセスを頂くことができ、
「主の手帳」および「館の台帳」の運用に必要充分なサーバ環境を測ることができました。

余談ではございますが、執事の館・準備委員会のホームページは、１日あたり400〜700アクセス。
バウムクーヘンの申し付けを承った日は7,000から8,000ほどに急増することを確認しております。
これほどのアクセスを確実に受け止め、エラーを出さず処理を進めるには相当なコストが…
いえ、お嬢様が気にされるところではありませんから、ご安心ください。
会計係の烏森さんの机に、請求書を裏返して置いておけばきっと…。

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既報の通り、「主の手帳（試作版）」は2013年11月1日をもって、受付を締め切りました。
週明け手帳係が合宿を行い、お嬢様や旦那様の情報を書き写す作業を進めます。

この際、１１月１日の時点で電話番号の記入がなかったお嬢様、旦那様のレコードは、
誠に申し訳ございませんが、消滅してしまいますことを、予めご了承ください。
またご記入の内容を変更されても、正式版には継承されませんので、後日あらためて
書換えをお願いしたく存じます。お手数をお掛けしますことを、謹んでお詫び致します。

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さて、これまでお届けした執事の館・準備委員会からのお便り（メールマガジン）は、
バックナンバー（ http://bit.ly/bh_past ）の頁からご覧頂けます。
この閲覧に必要な合言葉を、つど最新のお便りに掲載しておりますので、適宜、ご利用ください。

本日、バックナンバーの合言葉を「cabbage」としました。

半年程前に Twitter の20,000フォローに感謝を込めてお届けをした、愛知県田原市のバラ。
生産者さんからの電話で「今年も奇麗に咲きそうです」との知らせを受けましたので、
執事の館・準備委員会から新年のご挨拶として、改めて申し付けを承ります。

それから、お嬢様、旦那様は覚えていらっしゃいますでしょうか。
バラの話題とともに、田原や豊橋は、バラだけでなくキャベツも美味しいというお話を致しました。
今年こそは、びっくりするほど甘くて美味しいキャベツを、お嬢様、旦那様の食卓にお届けしたいと…。

キャベツがあの黒い箱に納められて届く光景を想像すると、ちょっと違和感がございますが、
実際のところ、生産者さんのもとで収穫されたあと、農協さんや市場を介して、
日本全国の各家庭に届く頃には、それなりに味が落ちていると聞きます。

刈り取ったばかりのキャベツは甘い。この事実を体感して頂ければ幸いです。

ああ、そういえば。話は変わりますけれども、岐阜県の山間部で、執事の館・準備委員会の名義で、
畑が借りられそうという報告を、調達係の守山さんがなさってましたね…

ええと、あの報告書はどこに…。

暖房を効かせ過ぎた執務室より。

松原

このメールは、執事の館・準備委員会よりお送り致しました。
執事の館へのご要望、お問い合わせは info@butlers-house.net までお寄せ下さい。