第44号:無限の感謝。
このお便りは、28850 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
お食事の時間に失礼致します。
執事の館・準備委員会の松原でございます。
世は3連休の最終日を迎えておりますが、如何お過ごしでしょうか。
土曜日と日曜日には、三重県鈴鹿市の「鈴鹿サーキット」において、
F1日本グランプリが開催され、国内外から関係者、観戦者を集めたと聞きます。
この時期、鈴鹿市内の宿泊施設は1年前から予約が埋まっていることから、
名古屋のホテル、歓楽街も小さく賑わっておりますね。
予選・本戦ともに大きな事故、混乱もなく無事に終えられたとのこと。
関係者の皆様には、心からの賛辞をお送りしたいと思います。お疲れさまでございました。
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さて、長らく保留となっていた、執事の館・伏見の仮住まいに大きな動きがございました。
既報の通り、地下に設置されている防災設備の不具合で、着工が大幅に遅れていたものです。
今回、管理会社による検査によって、この不具合の修理にかかるコストが算出されました。
なんとその額が、2,800万円。実際に修理を始めてから露見する新たな問題は別途見積とのこと。
これまで想像だにしなかった巨額の修理費用に、関係者一同、動揺を隠せません…。
本来であれば、建造物の瑕疵(かし)は管理会社の責任となり、修繕を依頼せねばなりませんが、
もともと私たち執事の館・準備委員会は、例外的な条件で契約をさせて頂いておりますので、
あまり強く物申せない立場にございます。(その分長らくお待たせして…申し訳ありません。)
この見積りの結果をうけて、管理会社、仲介会社、建築係の橘と、契約者である代表の4者で、
引き続き話し合いを行う…との報告を受けております。
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とはいえ、いたずらに着工を引き延ばし、主をお待たせする訳にはいきません。
実は水面下で「建物の一棟借り」も視野に入れて、物件の洗い出しを行っておりました。
その結果、名古屋の都心エリアでいくつかの良さそうな建物がリストアップされております。
準備委員会では、すでに幾つかの下見を終え、休み明けから本格的な交渉に着手する予定です。
また並行して、修繕を要する伏見の仮住まいに、防災設備の専門家を派遣し、
より正確な検査と、妥当な見積を提出してもらうように手配を行っております。
これらの動きによって、「執事の館・○○の仮住まい」の段取りに、
新しい展開が見えて参りましたので、ご説明を致しましょう。
予定しておりました「伏見の仮住まい」は、すでに他のフロアに入居者のある物件です。
夜間に資材を運び込み、密かに完成を迎えてから、ご帰宅頂く予定をしておりましたが、
「建物の一棟借り」を行った場合は、「エントランスから赤の広間」までを建設したのち、
順を追って「緑の部屋」「白の部屋」とお作りしていくことが出来ます。
すでに建設資金、開館後の運転資金としては充分な費用を調達しておりますので、
全てをいちどに実行して、お嬢様、旦那様をお迎えすることも可能です。
しかし、主の意見を取り入れながら、より良いものを作るという理念に照らすと、
建設段階もご覧頂くほうがベターではないかと、執事の館・準備委員会は考えております。
現在お住まいの地域より、執事の館・○○の仮住まいにご帰宅頂いた
お嬢様、旦那様には、複数回にわたる建設プランの図面をお渡ししましょう。
ご帰宅のたび、工事の途中経過をご覧頂くことで、進捗を楽んで頂けるのではないか、
というご提案ですが、如何でしょうか…?
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ところで、「愛知県小牧市のバウムクーヘン」の10月11日発送分は、
申し付けくださった626名のお嬢様、旦那様のもとに行き渡る頃かと存じます。
(申し付けシステムの誤動作により、予定数より多くなっておりますことをご了承ください。)
もしお届けできていない場合は、 info@butlers-house.net までお知らせくださいませ。
過去のお便りでは、ハッシュタグを利用したツイートをお願いしておりましたが、
まだお受け取りになっていない主への配慮として、
・画像を含むリツイート
・内容物に言及したツイート
などを、なるべく控えるように心がけております。
ご理解、ご協力をくださった各位には心から感謝申し上げます。
いっぽう、既にバウムクーヘンを召し上がられたお嬢様、旦那様からは、
私たちには勿体ないお言葉を頂いてしまい、誠に恐れ入ります。
今回、当方の準備が足らずにお届けできなかったお嬢様、旦那様のためにも、
かならず、再販を致しますので、気長にお待ち下さいませ。
ところで、「愛知県名古屋市のやわらかいプリン」は、すでに試作を完了しております。
名古屋コーチンの卵黄と、岡山のジャージー乳で作った生クリームだけを使用しながら、
甘さを抑えて、風味豊かに仕上がったやわらかいプリン。ぜひご賞味頂きたいのですが、
1日当たりの生産個数が200個と限られている点が、ネックとなっております。
https://twitter.com/butlers_house/status/388237896399855616
https://twitter.com/butlers_house/status/388239189331804160
https://twitter.com/butlers_house/status/388241437541679104
https://twitter.com/butlers_house/status/388242533051932672
さらに、「愛知県小牧市のかたいプリン」も、試作品を重ねております。
こちらはまだ原材料に一般的な牛乳と卵を使って、弾力と甘みのバランスを
整えている最中でございます。もうしばらくお待ちくださいませ。
https://twitter.com/butlers_house/status/388563835407183872
https://twitter.com/butlers_house/status/388564511499636736
最後に、主の手帳(正式版)のクレジットカード決済について、代行会社より連絡が。
10/16から、VISA、MASTER、DINERSの利用が可能とのこと。
JCB、AMEXとコンビニ決済は、準備が整い次第、改めて報告頂けるそうです。
(これは近日、入れ替えを予定する新しいホームページの決済方法の件ですから、
しばらくの間は、JCB、AMEXもご利用頂けます。ご安心くださいませ。)
小さいことの積み重ねで、見栄えはございませんけれども、
執事の館・準備委員会は確実に、一足ずつ歩みを進めております。
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7月17日より「主の手帳」における新規記入が有料化されたにも関わらず、
これまでに370名を越える記入を頂きました。本当にありがとうございます。
ご希望の敬称、お誕生日などの登録内容は、下記のURLからご確認ください。
※新規登録を頂いた方は、お名前と敬称、都道府県、電話番号が反映された状態です。
お手を煩わせてしまい恐縮ですが、空欄へのご記入をお願い申し上げます。
※携帯電話の機種変更、アドレス変更を予定されている方は、
事前に新しい端末にこのURLを転送いただき、書換えをお願い致します。
「主の手帳(試作版)」に寄せられるご質問とお答えは、
下記のページにまとめております。お困りの際はご参照下さいませ。
http://bit.ly/bh_mail
もし「主の手帳」を破棄(退会)を希望される場合は、下記より申し付け下さい。
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さて、これまでお届けした執事の館・準備委員会からのお便りは、
バックナンバー( http://bit.ly/bh_past )の頁からご覧頂けます。
この閲覧に必要な合言葉を、つど最新のお便りに掲載しておりますので、
適宜、ご利用頂ければ幸いに存じます。
本日、バックナンバーの合い言葉を「suzuka-circuit」としました。
冒頭でも話題にしました、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットから拝借しております。
実はこの鈴鹿サーキット、世界中の名だたるレーシングドライバーから、
極めて高い評価を受けていることをご存知でしょうか?
コース内の高低差、低速〜高速コーナーがバランスよく配置されていること、
そして極めて稀な「立体交差」の構造によってコース全体が8の字にループし、
右回り、左回りのどちらかで設計される他のサーキットとは、段違いの難易度であります。
決して易しいコースではなく、難しいからこそ挑戦し甲斐があるということでしょう…。
昨日の本戦で見事、1位のチェッカーフラッグを受けたセバスチャン・ベッテル氏は、
かつて「神の手で作られたサーキットじゃないかと思う」というコメントを残しています。
しかし、鈴鹿サーキットが世界に認められているのは、設備だけの話でございません。
三重県の鈴鹿市という都市が、国内外からゲストを温かく迎えてくださる環境と、
日本国内のファンにおけるマナーの良さも、同じく、高く評価されております。
鈴鹿もまた、日本の誇りでございます。
ここに執事の館・準備委員会と、お嬢様や旦那様との関係性に、相通じるものがあります。
私たち準備委員会は、かれこれ1年近く、仮住まいの開館のため奔走して参りましたが、
仮住まいの具体的な内容をご覧頂けていない現実に、日頃、焦りと申し訳なさを感じております。
度重なる延期について、主の皆様から厳しくお叱りを頂いても仕方のないことと存じます。
しかしながら、Twitter や Facebook のページからは、優しい励ましの声、体調を気遣う声、
さらに主どうしが穏やかに交流なさる様子を垣間みては、密かに感激をしております。
お嬢様、旦那様の優しさは、私たちの誇りでございます。
温かく見守ってくださっている現状に甘んじることなく、このご恩をいつか必ず、
仮住まいの開館、本宅の建設というかたちで、お返ししたいと願っております。
どうか今後とも、気長にお付き合いくださいますよう、謹んでお願い申し上げます。
観光客で賑わうマリオットアソシアホテル、52階のジーニスにて。
松原
このメールは、執事の館・準備委員会よりお送り致しました。
執事の館へのご要望、お問い合わせは info@butlers-house.net までお寄せ下さい。