執事の館・準備委員会の松原でございます。

先週は東海地方に短時間で大量の雨が降り、名古屋駅、栄駅周辺で冠水がございました。
名古屋市は緊急対策本部が設置し、市内全域に避難準備情報が発表するなど、
非常に緊迫した状況にありましたことをご報告致します。

いっぽう関東では、非常に大きな竜巻が発生したとのこと。
準備委員会一同、夏から秋に掛けての不安定な天候を懸念しております。
現在お住まいの、そちらに、大きな被害はございませんでしょうか？

さて、本日のお便りまでに、２週間ほど空けてしまいましたことをお詫び致します。
アンスリウムの発送とその後の対応に追われながら、バウムクーヘンの申し付けに向けた
「館の台帳」システムの本格的な構築作業のサポートをおこなっておりました。

長くなりますが、お手すきの折にお目通しくださいませ。

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以前からお伝えしております通り、現在、個別の環境で運用を行なっております
「執事の館・準備委員会のホームページ」「主の手帳（試作版）」「館の台帳（試作版）」は、
近日中に全てを統合して、執事の館の管理システムに移行します。

ホームページについては見た目に変わりはありませんが、
お嬢様と旦那様のために、個別の設定画面（いわゆるマイページ）が作られますので、
メールアドレスの差し替えや、執事への申し付けなどが今まで以上に容易になるでしょう。

また、過去のお便り（バックナンバー）のほか、主としてログインを行なった場合にのみ、
閲覧して頂けるコンテンツを随時、追加して参ります。いずれは採用が決まった執事や
フットマンの経歴もご覧頂けるようになるかと…。

この移行に伴って、主の手帳（試作版）から情報を引き継ぎを行ないますが、
ご自身の合言葉（パスワード）の設定にお手を煩わせることになります。
あらかじめご了承くださいませ。

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くわえて現在、執事の館の本宅についても、僅かながら進展がございました。
これまで本宅の候補地としておりました、名古屋市の天白区および昭和区の
八事エリアの他に、長久手／日進エリアへの打診を行なっております。

これは先日、ニコニコ生放送の座談会にてご挨拶をさせて頂いた、
愛知県 地域振興部 地域政策課 の担当者とのお話で挙がった話題にございます。
県をはじめとする東海エリアの情報発信に寄与し、日本全国からお嬢様と旦那様の
ご帰宅を頂けるのであれば、喜んで誘致したい行政があるだろうとの所感を頂きました。

いま準備を進めております「伏見の仮住まい」の存在によって、
名古屋市内の高級住宅街に本宅を置く意味が薄れて参りましたので、
長久手や日進といった、丘陵地帯も視野に入れて、引き続き検討を行ないます。

参考までに、もしこのエリアに本宅が実現した場合は、
名古屋駅からは地下鉄東山線で終点の藤ケ丘まで移動したのちに、
国内で唯一のリニアモーター車両である「リニモ」で最寄りの駅まで。
乗り換えを含めると、片道１時間程になってしまいますから、
これも検討材料のひとつにしたいと考えております。

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そして、肝心の「執事の館・伏見の仮住まい」は、引き続き防火施設の修繕について、
ビルオーナー様、管理会社様による慎重な検討が行なわれております。
老朽化した設備を刷新するための費用を見積もられているとか…。

建築係の橘に尋ねたところ、契約上は刷新のための数百万円のコストを、
オーナー様が負担することになるそうです。ご英断を祈らずにはいられません。

現時点で当初予定をしておりました１１月の完成は、事実上不可能となっております。
内装の工事は２ヶ月程度の期間で実現できますが、家具の発注や従業員の採用と教育、
そのほか、運用にまつわる様々な準備を考慮しますと、もうしばらく先になる見込みです。

詳細なスケジュールは追って報告致しますので、どうか気長にお待ちくださいますよう、
謹んでお願い申し上げます。また１１月に合わせて名古屋でのご予定を組まれていた
お嬢様、旦那様にも、重ねてお詫び申し上げます。

時間が掛かるぶん、ご納得頂けるようにしっかりと準備を進めて参ります。

すでに「執事の館・伏見の仮住まい」の設計は終わり、
建築係の橘から、Twitterにて設計に至った経緯の報告が行なわれております。
https://twitter.com/butlers_house_a/media/grid
建築や内装に関するご意見、ご感想はこちらにお寄せくださいませ。

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８月の２３日、３０日に発送を行ないました「愛知県田原市のアンスリウム」は、
後半に発生した台風の影響で、沖縄行きの便に遅れが生じたものの、
申し付けをくださったお嬢様、旦那様のものに行き届いたかと存じます。

よろしければ３０日分をお受け取りになった皆様のツイートを、下記のページでご覧下さいませ。
http://bit.ly/17G0Kyr

今回のアンスリウムの申し付けには、僭越ながら…わたくし松原からの
メッセージカードに加えて、国産の最高級品質といわれる線香花火を添えました。
執事の館・準備委員会が有名／無名、産地を問わずに７種類の線香花火を取り寄せ、
私を含むメンバーで試用して、もっとも大きな火花が散ったものを選んでおります。

広く流通している中国産のものとは異なり、手元にまで火玉が上がりますので、
お楽しみの際には、なるべく端を持って着火して頂きますようにお願い致します。
もし湿気を含んでしまった場合には、良く晴れた日をえらんで１日中、日光の下に置いて頂ければ、
花火に浸透した水分が蒸発する、と言われておりますのでお試しくださいませ。

じつは先日、配送業者さんを、急遽クロネコヤマトさんから佐川急便さんに変更したのは、
この線香花火…つまり火薬を含んだ配送をどうにかして実現するためでした。
国内大手の運送会社さんのうち、火薬の運搬を引き受けてくださるのは、
唯一、佐川急便さんだけと言われております。ご協力に心から感謝申し上げます。
（花火の配送は、一般の配送ではお承け頂けないそうです。ご注意くださいませ。）

昼の花と夜の花、残り少ない夏をお楽しみ頂ければ幸いに存じます。

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アンスリウムの申し付けを頂いている最中から、バウムクーヘンはいつになるのか、
という問い合わせを多数頂きまして、反響の大きさに、生産者も驚いております。
予告のとおり、９月の前半には「主の手帳」を正式版にアップグレードして、
ここから申し付けを受け付けたいと考えております。

なお、名古屋コーチンの卵など原材料の仕入れ、バウムクーヘン専用のオーブンの都合から、
１回あたりの申し付け個数を６００個に制限することになりました。
アンスリウム同様に、複数の発送日を設けるなどして、
なるべく希望されるお嬢様、旦那様に行き渡るよう工夫を致します。

ちなみに…採算を度外視した試作のため、すでに原価だけで1,000円を超えているとか。
名古屋コーチンの卵の価格は、ふつうの卵の３倍から４倍とも言われますし、
業務用のマーガリンを発酵バターにしたことも大きく影響しております。

一般的には1,000円ほど、送料を含めて1,600円で販売されていることを考えると、
2,000円を越える割高な価格設定となりますが、ひとくち食べてみると、
いつの間にかお皿からバウムクーヘンが消えてしまうような、
癖になる味わいは、是非ご賞味頂きたいと考えております。

申し付けの開始にあたっては、またメールマガジン、Twitterにてご案内致します。

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このほか、細かな進捗については以下の通りでございます。

執事の館・伏見の仮住まいのためのシンボルマークを制作中。
名古屋市の花であるユリを基礎にして、愛知県の地形やシャチホコ、
テレビ塔の展望台などをモチーフとして散りばめております。
https://twitter.com/butlers_house/status/375268097378107392
https://twitter.com/butlers_house/status/375272412977168384

従業員が携帯する iPad mini を収める書籍型のケースを試作しました。
印字されていない紙を製本して、ハードカバーで仕上げており、
閉じた状態は本にしか見えません。今後、量産体制を確立します。
https://twitter.com/butlers_house/status/371156602859954176
https://twitter.com/butlers_house/status/373643362978377729
https://twitter.com/butlers_house/status/373643809168449536
https://twitter.com/butlers_house/status/373644231765528576
https://twitter.com/butlers_house/status/373645792059224064

バウムクーヘンのための箱は既に完成しております。
https://twitter.com/butlers_house/status/372261122071461889

お屋敷の会員証代わりとする「鍵」の検討に入りました。
既製品をカスタマイズするのか、オリジナルの型を起こすのかについては、
様々なアプローチから検討を行いたいと考えております。
https://twitter.com/butlers_house/status/371638031431655424
https://twitter.com/butlers_house/status/371643581162725376

生花の水分保持に有効なゼリーを入手しました。
今後、バラの生花をお送りするときなどに活用できればと思います。
https://twitter.com/butlers_house/status/370845678726946818

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「主の手帳」の記帳は、間もなく行なわれる正式版の移行作業のために、いったん休止します。
これまでに200名を越える主に記入を頂きました。本当にありがとうございます。
ご希望の敬称、お誕生日などの登録内容は、下記のＵＲＬからご確認ください。

※新規登録を頂いた方は、お名前と都道府県のみが反映された状態です。
　お手を煩わせてしまい恐縮ですが、再度のご記入をお願い申し上げます。
※携帯電話の機種変更、アドレス変更を予定されている方は、
　必ず、このＵＲＬをお控えください。ブックマークが便利かと存じます。

また「主の手帳（試作版）」に寄せられるご質問とお答えは、
下記のページにまとめております。お困りの際はご参照下さいませ。
http://bit.ly/bh_mail

もし「主の手帳」を破棄（退会）を希望される場合は、下記より申し付け下さい。

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さて、これまでお届けした、執事の館・準備委員会からのお便りは、
バックナンバー（ http://bit.ly/bh_past ）の頁からご覧頂けます。
この閲覧に必要な合言葉を、つど最新のお便りに掲載しておりますので、
適宜、ご利用頂ければ幸いに存じます。

本日、バックナンバーの合い言葉を「baikado」としました。

名古屋市千種区、覚王山（かくおうざん）駅近くの、
「鬼まんじゅう」で有名な梅花堂さんからお借りしております。
http://tabelog.com/aichi/A2301/A230107/23001844/

私が幼少のころ、祖母に留守番を任されると、決まってお土産に、
梅花堂の鬼まんじゅうを頂いたものであります。子どもには大きすぎるサイズですが、
ほどよい甘味と、もちもちした食感が病み付きになって、たいてい完食。

そのせいで夕食が進まず、父に叱られたことも多々ございました…。

月日は流れ、店舗は新しくなりましたが今も変わらぬ美味しさで、
名古屋市内外のお客様に広く親しまれております。

秋になると思い出す、懐かしい味覚がおありかと存じます。
なにかご所望のお品はございますか？

名古屋市瑞穂区、石川橋の茶店にて。

松原

このメールは、執事の館・準備委員会よりお送り致しました。
執事の館へのご要望、お問い合わせは info@butlers-house.net までお寄せ下さい。