第32号:バームクーヘンを焼きましょう。
このお便りは、29110 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
執事の館・準備委員会の松原でございます。
日本国内、多くの教育機関が夏休みのシーズンを迎えておりますね。
執事の館・仮住まいの予定地である名古屋市中区・伏見駅の周辺では、
名古屋市立科学館に向かうと思われる、親子連れの姿を多く見掛けます。
こうも暑いと、蒸し暑さに汗ばみながら夜空を睨むよりも、
しっかり冷房の効いた快適なプラネタリウムで、星の瞬きを眺めとうございます。
そちらの夜空は如何でしょう。月は奇麗に見えておりますか。
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先週はとくに、「執事への申し付け」サービスに関する動きが多くございました。
まずフォロワー30,000名様の達成に、感謝の気持ちを込めたアンセリウムは、
今朝、わたくし松原が生産者のもとに足を運び、生育環境や品種の特性などを、
細かく伺って参りましたので、追って詳しく報告致します。
https://twitter.com/butlers_house/status/360949834150203392
本日は表題の通り、バームクーヘンの試作についてお伝えします。
かねてから話題にしております通り、現在、執事の館・準備委員会では、
「名古屋コーチンの卵を使ったバームクーヘン」の試作に取組んでおります。
原材料のコスト、製造の手間をいっさい惜しまず、より美味しいものを、
お嬢様、旦那様に召し上がって頂きたい…という考えが根底にございます。
具体的には、焼菓子によく使われるマーガリンではなく上質なバターを使うこと、
バニラエッセンスなどの香料に頼らず、卵黄の比率を高めて香りを出すこと、
焼き上がってから3日以内に、手元にお届けできる体制を整えること…。
一般的な焼菓子では、販売価格や賞味期限に響くことから敬遠される部分にも、
積極的に踏み込こんで、さまざまな素材と比率を試しております。
先日、焼菓子の工房で行なわれた2回目の試作/試食にお邪魔して、
リアルタイムにTwitterで状況を報告させて頂きました。
http://matome.naver.jp/odai/2137491942150488901
焼き上がったバウムクーヘンは、充分に美味しいものでございましたが、
かつて私たちが幼かった頃、母親に買い求めてもらった「懐かしさ」を
想起するには、あともう一歩…という印象でございます。
工房で腕を振るう職人各位には、準備委員会の理念をご理解頂き、
一切の妥協なく、バームクーヘンの試作に取組まれております。
準備委員会のメンバー一同、心から御礼申し上げます。
週明け、3つ目の試作が行なわれるそうですので、
その結果を楽しみに待ちましょう。
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いっぽう、仮住まいの内装については、施工業者様の見積もりのため、
建築係が奔走しております。本来ならば、担当から報告を差し上げるところ、
橘に代わり、わたくし松原からお伝えしますことについて、最初にお詫び致します。
執事の館・伏見の仮住まいは、お嬢様、旦那様のご自宅という考えから、
お屋敷の内部構造および設計図面等の資料を公開しません。
これは開館後も一貫して公表しない方針であることを、
改めてご理解くださいますよう、謹んでお願い申し上げます。
現在100坪のフロアを生かしたレイアウト、基本的な装飾プランが出来上がり、
実際に現場で施工を行なう職人さんのチェック、最終見積の段階にあります。
この取組みと平行して、建築基準法、消防法などの取り決めに沿っているか、
関係機関への問い合わせと申請作業を進めております。
もともと、お屋敷(実態としては飲食店)の入居を想定していないフロアでございます。
新たな消防設備や、避難経路などの設置状況は詳細にチェックされると聞いております。
とくに伏見エリアを管轄する消防署は、全国的にも審査が厳しいことで有名とのことで、
お嬢様、旦那様の身の安全を確保するという意味でも、合格を頂けるように、
引き続き申請に取組んで参ります。
建築係・橘のTwitterアカウントはこちらにございます。
https://twitter.com/butlers_house_a
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また前回お伝えした「お預かり金」について、現況をご報告致します。
準備委員会の予想を上回る、10件の問い合わせが寄せられまして、
現在、背景を説明するための資料作りを、専門家とともに行なっております。
繰り返しになりますが、高利回りの不動産投資などに比べると、
決して大きな配当や利息はお約束できません。
またお屋敷での給仕も大きな違いは生じませんが、
もし奥様、旦那様が「それでも構わない」というお考えでしたら、
下記URLよりお声掛けくださいますよう、謹んでお願い申し上げます。
(当初、1ヶ月の応募期間を想定しておりましたが、
早期に締切る可能性もある、とのことです。)
なお念のため「お預かり金」がなくとも、
準備委員会のホームページに記載する全てのサービスは、
全ての主に提供されます。その点について、ご安心頂ければ幸いに存じます。
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また7月17日より「主の手帳」における新規記入が有料化されたにも関わらず、
これまでに80名ほどの主に記入を頂きました。本当にありがとうございます。
ご希望の敬称、お誕生日などの登録内容は、下記のURLからご確認ください。
※新規登録を頂いた方は、お名前と都道府県のみが反映された状態です。
お手を煩わせてしまい恐縮ですが、再度のご記入をお願い申し上げます。
※携帯電話の機種変更、アドレス変更を予定されている方は、
必ず、このURLをお控えください。ブックマークが便利かと存じます。
「主の手帳(試作版)」に寄せられるご質問とお答えは、
下記のページにまとめております。お困りの際はご参照下さいませ。
http://bit.ly/bh_mail
もし「主の手帳」を破棄(退会)を希望される場合は、下記より申し付け下さい。
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さて、これまでお届けした、執事の館・準備委員会からのお便りは、
バックナンバー( http://bit.ly/bh_past )の頁からご覧頂けます。
この閲覧に必要な合い言葉を、つど最新のお便りに掲載しておりますので、
適宜、ご利用頂ければ幸いに存じます。
本日、バックナンバーの合い言葉を「anthurium」としました。
Twitterのフォロワー30,000名様に感謝の気持ちを込めて、お届けするアンスリウム。
原産は熱帯でして、気温・湿度の高い地域でも元気に育つ観葉植物でございます。
この暑さのなかにあっても、わりと長く鮮やかな色を楽しめることから、
近年、胡蝶蘭の代わりの贈答用として重宝されているそうです。
実はこの花弁のように見える部分…これは葉っぱの一部だそうで、
ほんとうのお花は、天辺に突き出した棒のような部分と伺っています。
したがって普段から、「お花」と表現しないように心掛けておりまして、
歯切れの悪い表現となっておりますことを、どうかお許しくださいませ…。
ところで図鑑をめくってみると、アンセリウムは「サトイモ科」であるとの表記。
もう少ししたら、「きぬかつぎ(サトイモ)」が美味しい季節でございます。
いや、アンスリウムは食用ではございませんけれども…ね!
名古屋市名東区、藤が丘にある「JAZZ茶房 青猫」にて。
松原
このメールは、執事の館・準備委員会よりお送り致しました。
執事の館へのご要望、お問い合わせは info@butlers-house.net までお寄せ下さい。