第182号:家計について。
このお便りは、30179 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
#名古屋の仮住まい には、きょうもしとしと、雨が降っております。節約のために動かし続けていた
エアコンも、そろそろ電源を切ろうかと思います。もし晴れ間に恵まれたら、窓を開けましょうね…。
そちらの空模様は如何でしょう?吹き付ける風に、心まで冷やれませんように。
不定期の報告ながら、ここ最近は水曜日、土曜日に長い報告をさせていただく流れにございましたが、
昨晩は中村区の飲食店にて #名古屋の仮住まい 使用人の研修と、それに続く懇親の場に顔を出して、
通常よりも1日遅れのお便りとなりますこと、まずはじめに、お許しをいただきとうございます…。
きょうは改めて、今後の #名古屋の仮住まい について、執事の館・準備委員会の広報係、わたくし松原
(まつばら)より、包み隠すことなくお嬢様、旦那様にお伝えしとうございます。
表題のとおり、 #名古屋の仮住まい の家計について触れますゆえ、もしご興味をお持ちでなければ、
耳を傾けるふりだけでも結構でございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
▼ 1年と6ヶ月を経過した #名古屋の仮住まい 。毎月の支出と、収入についてお伝え申し上げます。
▼ 勝手ながら、2015年10月より #名古屋の仮住まい の給金を改めさせていただく所存にございます。
▼ 同じく2015年10月 #名古屋の仮住まい ならびに #申し付けの品 に外税(8%)を頂戴いたします。
▼ #名古屋の仮住まい #10月限りの品 が出揃いました。時間の許す限り、ご紹介をいたしましょう。
今晩は数字のお話が出てきますゆえ、いつもより堅い表現が多くなりますことをご了承くださいませ。
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▼ 1年と6ヶ月を経過した #名古屋の仮住まい 。毎月の支出と、収入についてお伝え申し上げます。
これまで長きにわたって、多くの主からご支援を賜ってまいりました #名古屋の仮住まい は、開館から
1年と6ヶ月がすぎ、ようやく過去の実績を参照しつつ今後の見通しを立てられるようになりました。
年を通じて、どの時期にご帰宅予告の増減が訪れるのか。じっさいの予告状況を把握することによって
必要最低限の仕入れをすすめたり、過去の給仕履歴を踏まえた新たなご提案を差し上げるなど…。
いまだ至らぬこともあり、時には厳しいご指摘の声を頂戴することもございますが、昨年の今頃と比べ
「白の部屋」のデザート・ワゴンに載せるお品の質や、そのバリエーションは増して、使用人の技量も
やや向上しているものと存じます。開館して間もない頃のお仕えとは、ずいぶん様変わりを致しました。
これまで執事の館・準備委員会は、開いたばかりの #名古屋の仮住まい の運営をおこなうにあたって、
兎にも角にも「給仕品質の向上」を追求してまいりました。あえて言葉を選ばずに申し上げますと、
採算を度外視するという方針を…その結果、月あたりの平均的な支出額は以下のようになりました。
食材費:1,500,000円(1,250円)
日用品:120,000円(100円)
人件費:3,300,000円(2,750円)
労働保険料:130,000円(108円)
社会保険料:900,000円(750円)
地代家賃:650,000円(542円)
水道光熱費:240,000円(200円)
通信料:200,000円(167円)
設備費:160,000円(133円)
火災保険料:40,000円(33円)
合計:7,180,000円(6,033円)
括弧内の金額は、月平均のご帰宅件数「1,200回」から算出した単価とお考えいただければ幸いです。
ここにブレイクタイム、ディナータイムの差は盛り込まれておりませんけれども、私たちがもっとも
お嬢様、旦那様にお仕えする機会の多い、ティータイムのお給金はご存知のとおり5,000円。
これを差し引きいたしますと、1,000円ほどの不足が生じる計算。さらにこのほか、修繕の積み立てや
市県民税の支払いのほか税理士、社労士などへの報酬もあり、実態としてはもう少し不足がございます。
上記のうち、最も負担が大きゅうございますのは、ご覧のとおり人件費と社会保険、そして地代家賃。
うち前の2項目につきましては、開館してから増加の一途にございまして、昨年9月の給金改定時から
さらに増したことをご報告申し上げます。より良いサービスのために、できる限りの知恵を絞ることで
これまでよりも密なお仕えを。結果として人材にかかるコストが大半を占めることをご了承ください。
幸いにも、私たち執事の館・準備委員会には毎月多くの #お申し付けの品 に札をかけていただいたり、
「主の手帳」は月に100を超える件数の記帳をいただくことで、不足分を補える状況にございますが、
この先「赤の広間」や「黒の部屋」はもちろん、 #福岡の仮住まい や #名古屋の本宅 を実現するには、
#名古屋の仮住まい を単独黒字化することが目下の課題。この改善は劇的な効果をもたらすでしょう。
開館の直前「白の部屋」にあったテーブルを10卓から6卓に減らし、当初ティータイムの想定になかった
シェフ錦による肉料理、サラダなどの提供。またご滞在いただく時間を95分、115分に拡張するなど、
遅い歩みではございますけれども、ご滞在の満足度を向上するよう、取り組みを重ねてまいりました。
今後もさらに、お嬢様、旦那様にとって良いお仕えになるよう尽力する次第にございます。
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▼ 勝手ながら、2015年10月より #名古屋の仮住まい の給金を改めさせていただく所存にございます。
先ほどご覧いただきました #名古屋の仮住まい の支出総額を踏まえ、誠に申し上げにくい事柄ですが、
2015年10月より「ティータイム」ならびに「ブレイクタイム」の給金を改めさせてくださいませ…。
具体的に額面を申し上げますと、これまで5,000円としておりました「ティータイム」は、5,400円に。
3,000円であった「ブレイクタイム」は3,600円に…こちらの上げ幅が多いことを、ご了承ください。
今後、#名古屋の仮住まい にて催されます「ディナータイム」や「ランチタイム」につきましては、
これまで通り、都度お給金を検討し、できるだけ早い時期にお伝えするように努めてまいります。
いずれにせよ、私たち執事の館・準備委員会といたしましては、なるべくお嬢様、旦那様に
ご負担いただくお給金の額面を低くして、一度でも多くご帰宅をいただけるように努める所存です。
なお現時点の支出超過につきましては、「主の手帳」のご記帳によって得られるお給金を充てるほか、
これまで同様に執事の館・準備委員会の余剰金を割り当てるなどして、健全な運用を続けてまいります。
あくまでも営利を追求せず、お嬢様、旦那様にとって必要なものを、必要な時に差し出せるよう、
そして #名古屋の本宅 で、お泊まりを前提としたお仕えが実現できるように努める所存にございます。
今月末の締めを迎えて、執事の館・準備委員会(株式会社九十)として第2回目となる決算報告書は、
おそらく経常利益を出す黒字決算となる見通しにございます。これまで #名古屋の仮住まい にご帰宅、
#お申し付けの品 に札を掛けてくださった主の皆様に、心から感謝申し上げますとともに、
今後も変わらぬご支援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げる次第にございます。
なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。
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▼ 同じく2015年10月 #名古屋の仮住まい ならびに #申し付けの品 に外税(8%)を頂戴いたします。
さて、かねてからお伝えをしておりました通りに、私たち執事の館・準備委員会(株式会社九十)は、
今月末に2度目の決算。10月からは法人として「3期目」に入ります。この時点で日本の税法上、
消費税納税の免除期間を終えて、出入りするお金に対して8%の納税が課せられることとなりました。
なにぶん、こればかりは私たちにも如何ともしがたい決まりで、今月まで消費税の額分を計上せず、
またご請求もせずにいたことが、結果としてご負担を増すことになり、心から申し訳なく思います。
しかしながら、あくまでも消費税は「実際に消費が行われた時点」で生じる性質にございますゆえ、
もし10月1日から一斉に適用をおこないますと、課税対象にない9月度のご帰宅やお申し付けにも、
8%が掛かってしまう可能性があり、これはどうしても避けねばなりません。
つきましては、手帳係の長筬(ながおさ)からの提案で、ご入金の期限となる7週間を猶予として設け、
2015年10月8日までに行われるクレジットカード決済、コンビニ・オンライン決済、そして銀行振込は
消費税額の負担を頂きません。もし10月に入ってからご帰宅、お申し付けをなさっても10月8日までに
ご入金を頂ければ、消費税額のご負担はいただかないことといたしました。
消費税の適用は10月8日以降の決済から…とお考えいただければ幸いに存じます。
税法や経理に偏り、すこし堅苦しい話題が続きましたことをお許しくださいませ。
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▼ #名古屋の仮住まい #10月限りの品 が出揃いました。時間の許す限り、ご紹介をいたしましょう。
話は変わりまして #名古屋の仮住まい の使用人一同は、シルバーウィークのお仕えに備えると同時に、
10月のお仕えについても思案をしております。シェフ錦(にしき)、パティシエ鳴海(なるみ)からは
すでに #10月限りの品 や、ハロウィンのディナータイムの試作品があがり、何れも上等にございます。
【チーズのスフレ】( #10月限りの品 )
鳴海のクワトロ・フォルマッジョも良し!それぞれ異なる狙いで調合したマスカルポーネ、
ゴルゴンゾーラなど4種のチーズ。お口の中でシュンと消える魔法を掛けて差し上げましょう!
https://twitter.com/butlers_house/status/644166278484131841
【梨のパイ】( #10月限りの品 )
甘さを抑えた絶妙な和梨のコンポートを、パイ生地の舞台に乗せて。
今回はやや油分が強くなりましたが、この点を補って余りあるほど、梨の仕上がりが良うございます!
https://twitter.com/butlers_house/status/644165170630012929
【鶏胸肉のムース】( #ハロウィンの日 )
前菜、シェフの錦からのご提案!お肉の繊維質を感じないほど繊細な口当たり、南瓜の黄色いソース、
海老の赤いソースで感動的な表現に到達…この一品だけでも必食の価値ありかと!
https://twitter.com/butlers_house/status/644168287266344960
【鴨のロースト】( #ハロウィンの日 )
メインディシュは、草間彌生氏を彷彿とさせる南瓜のソース。ゴルゴンゾーラの青さを匂わせ、
黒点はなんとチョコレート…奇をてらいながら、其々の相性は申し分なく!
https://twitter.com/butlers_house/status/644170770818600960
【南瓜のプリン】( #ハロウィンの日 )
デザートは勿論「南瓜のプリン」。飴細工に巻いたものを、そのままお口にお運びくださいませ!
プリン部に甘さを持たせず、飴に委ねます。見た目も、味わいも立体的な演出は如何でございましょう!
https://twitter.com/butlers_house/status/644172056104316928
上記ほか、多数のお品がございます。改めて「まとめ」をしたページをご覧いただきましょう。
また厚かましくもわたくし松原からは、パティシエの鳴海に対して「モンブラン」を要望しております。
栗のペーストに、まるでコーヒーのような渋みをもたらす「チコリのハーブ」を練り込んだ、あの一品。
ぜひとも #名古屋の仮住まい でお嬢様、旦那様にお召し上がりいただきとうございます…。
ご帰宅の予告は「主の手帳」、下記のURLより承ります。
https://www.butlers-house.net/reservation
(もし「主の手帳」をお持ちでなければ、手帳係の長筬に差し替えをお申し付けくださいませ。)
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事後報告をお許しください…実はきのう #愛知県名古屋市の洗顔セット と #愛知県碧南市のベーコン の
2品目に追加分をご用意いたしましたが、10月11日(日)発送分のベーコンがわずかに残るのみ…。
配送係の宝生(ほうしょう)、調達係の守山(もりやま)ともに、誠に申し訳なく思っております。
これらのお品は、引き続き手配に努めて、つど報告をさせていただく所存にございます。
http://www.butlers-house.net/cart
和菓子職人による #愛知県名古屋市のかすてら も、試作第1号にして上々の出来栄えにございますし、
製菓係の黒川(くろかわ)は芋、栗、南瓜のペーストをパイ生地に包む #愛知県小牧市の秋 を改良中。
いずれも、今月末にはお申し付けいただけるものと存じます。もうしばらく、お時間をくださいませ。
そういえば #名古屋の仮住まい からほど近いところに位置する「カフェ・シャトンルージュ」さんは、
今週から「洋風ねこまんま」の提供を始められたとの知らせにございます…これは是非ともお試しを。
バターライスをコンソメスープに浸し、極めて上質な「かつおぶし」をバサッっと贅沢に振りかけて…。
たいへん失礼なことを申し上げますが、わたくし松原がこれまで試食させていただいたなかでも、
最高の一品ではないかと考えます。何より「猫さんの気持ちになれる」点が素晴らしゅうございます。
オーナー山添氏の Twitter アカウント( https://twitter.com/chatonrouge_p )を覗いたところ、
シルバーウィーク期間中に、面白い取り組みをお考えのご様子とお見受けいたしました。
お陰様をもちまして #名古屋の仮住まい は5日間、いずれもご予告の満了を迎えておりますが、
是非ともお腹は空かせたままで、カフェ・シャトンルージュさん足をお運びくださいませ。
今日も長々と失礼いたしました。連休を間近に控え、お嬢様、旦那様も慌ただしくお過ごしでしょうか。
しっかりとした食事と睡眠をもって、お身体を少しずつ冬のモードに切り替えていただければ幸いです。
名古屋市内から片道30分ほどにございます、コメダ珈琲店(春日井市民病院前店)の片隅より。
松原
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このお手紙を初めてお受け取りになる主には、事前の説明もなく、
唐突なものに映ったかと思います。何卒、お許しをくださいませ…。
この機会に、私たち執事の館・準備委員会のあゆみをご覧頂けますと幸いです。
(お読みになる際は、過去の号から遡って御覧になることをお勧めしております。)
https://www.butlers-house.net/blog/entries
また「主の手帳(マイページ)」は、手帳係が少しずつ入力欄を追加しており、
これがお嬢様、旦那様のお人柄を知る貴重な機会となっております。
苦手な食べ物、給仕の際のご希望をお書き添え頂ければ、使用人一同がかならず拝見をいたします。
https://www.butlers-house.net/member_login
何卒、よろしくお願い致します。
このお手紙は、執事の館・準備委員会の広報係、松原(まつばら)がお送りしました。
日々の小さな報告は、Twitter からもお届けしております。
https://twitter.com/butlers_house