第1137号:ご記帳、再開いたします。
このお便りは、39321 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
お嬢様、旦那様、ここ1〜2年のあいだ、身近なご友人やご家族に、私たち執事の館・実行委員会のことや、
「名古屋の本宅」、「お申し付けの品」のことで、話題になさいませんでしたか?いつか、一緒にご帰宅
しようよ、これを申しつけてみようか?そのような出番をいただけたなら、本当に嬉しくおもう次第です。
▼執事の館・実行委員会の近況をご報告します。
・【名古屋の本宅】は、2月中旬から3月中旬のご予告を。月曜日にお迎えできます。お確かめください。
・【お申し付けの品】は、次の水曜日です。こころ踊り、はらを満たすお品は、配送係が調整しています。
・【求人】本宅の家事係、求人を再開。週1回も可。休日にご帰宅も可。試食はお仕えの一環、とのこと。
話は変わりますけれども、私たち執事の館・実行委員会は、きょう「主の手帳」と「仮の手帳」のために、
新たにご記帳いただく頁を復元いたしました。ただ、それは、もともと「手帳」や「目録」などお持ちの
お嬢様、旦那様には、さほど関係のないことで、手続きも不要ですし、給金などが生じたりはいたしません。
★「主の手帳」へのご記帳を、再開いたしました。… https://www.butlers-house.net/signup
★「仮の手帳」へのご記帳を、再開しました。… https://www.butlers-house.net/free_signup
(後述しますが「主の手帳」の記帳や、差し替えにかかるお給金を 1,777円(税別)へと変更しました。)
上記の2つのページにて、ふたたび記帳をいただけるようにしております。ただ、過去にも述べたように、
この記帳は、ある日とつぜん閉じたり、費用を変更する可能性もございますことを、ご了承くださいませ。
また、この変更と合わせて、少しだけホームページの表記を変更したことも、謹んでご報告をいたします。
★執事の館・実行委員会 … https://www.butlers-house.net/
私たち執事の館・実行委員会は、実に1年ちかく、新規でのご記帳を控えておりました。過去にご相談を
差し上げておりましたとおり、これは、前からお仕えさせていただいているお嬢様、旦那様に、できるだけ
「名古屋の本宅」にご帰宅いただきたい考えに基づく施策で、ご不便をお掛けしないよう努めた次第です。
新しいお屋敷でのお仕えは、不慣れなところもございましたが、昨年の秋ごろから流れができつつあって、
昔からの主(あるじ)にも、新しい主にも、驚きをもって喜ばれるようになりました。この先の1ヶ月の
ご予告も、ほぼ満了している状況ですので、お望みの日時にご予告できない場合は、追って相談ください。
もとは、ただのメールマガジンの登録フォームでした。そこに、苗字と名前をお伺いして、電話番号ほか、
連絡先を追記いただき、最終的には好き嫌いのことや、ハンディキャップへの言及。この水準で書かれる
「手帳」は、他にないと断言します。これは私たちの手柄ではなく、お嬢様、旦那様の功績、でございます。
申し遅れました。あの頃のことを思い出しながら、手帳係と復旧していた、広報係の松原(まつばら)が、
こんやもお嬢様、旦那様にお便りをいたします。ところで、お嬢様、旦那様が記帳をくださったのは、今から
少し前の「XXXX-XX-XX」だそうです。長くお仕えをさせてくださいましたことに、また感謝をいたします。
▼手帳係の長筬(ながおさ)が「手帳」の仕様を少しだけ変えました。「好きな食材」は400字に拡張。
▼会計係の本山(もとやま)が「手帳」の作成と、差し替えにかかる費用を調整。お給金の10%にします。
▼介添係の矢田(やだ)が「名古屋の本宅」の予定を報告します。月曜日のご都合、お伺いできれば幸い。
▼配送係の桑名(くわな)は、つぎの水曜日に「お申し付けの品」を段取り。黒舞茸のキッシュなど美味。
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▼手帳係の長筬(ながおさ)が「手帳」の仕様を少しだけ変えました。「好きな食材」は400字に拡張。
お嬢様、旦那様、冒頭にご報告を差し上げましたとおり、私たち執事の館・実行委員会は、1年と少しだけ
保留しておりました「主の手帳」のご記帳を再開いたします。ただ、ご自身の手帳はまったく変わらずに、
今まで通りお持ちいただければ幸いです。もし、開く所作(ログイン)が困難でしたらお知らせください。
この作業のとき、手帳係の長筬(ながおさ)が、少しだけ仕様を変更しました。いま「名古屋の本宅」で
お仕えの参考にさせていただいている「お好きな食材」を「お好きな食材/料理」と追記しましてさらに
200文字であった上限を、400文字まで増やしております。ただ、記載は簡潔に、お願いいたします。
お嬢様、旦那様、お住まいは「**市」、電話番号は「0x0-xxxx-xxxx」、アレルギーの食材は「***」、
あとご趣味や、お好きなお色目など、お変わりございませんか?(個人情報となるため伏せております。)
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▼会計係の本山(もとやま)が「手帳」の作成と、差し替えにかかる費用を調整。お給金の10%にします。
さらに、勝手なことをして申し訳ございません。執事の館・実行委員会の会計係は、この記帳の再開から、
「主の手帳」にしていただくお給金を変更します。以前、ご報告を差し上げました2時間のお寛ぎの給金
「 17,771 円」を基準としまして、その 10 パーセントに改めました。お察しのとおり、下がっています。
「主の手帳」のお給金は、執事の館・実行委員会にとって様々な意味がありますが、いちばん大きいのは、
お嬢様、旦那様のお立場です。とくに前からの主(あるじ)は、お給金をいただかずに記帳をいたしました。
仮住まいも、本宅も、申し付けもなかった頃に、期待を寄せてくださった主への敬意が、ここにあります。
この費用は、今後増減します。おそらく無くなったり、減ることはないと思われますので、もし私たちの
お仕えに関心をもってくださる主がいらっしゃいましたら、ご紹介くださいませ。精一杯、お仕えします。
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▼介添係の矢田(やだ)が「名古屋の本宅」の予定を報告します。月曜日のご都合、お伺いできれば幸い。
いま使用人のなかで、いちばん長くお仕えしておりますのが、介添係の矢田(やだ)でございます。今日、
1ヶ月分のスケジュールを拝見していて、お嬢様、旦那様にお仕えできる機会を把握。この下で報告します。
特別な格好、素敵な話題などなくても、私たちは変わらずお給仕します。お腹を空かせてお戻りください。
・2月19日(月)…10時00分から2時間(最大2名)/15時45分から2時間(最大2名)
・2月26日(月)…10時00分から2時間(最大2名)/15時45分から2時間(最大2名)
・3月11日(月)…15時45分から2時間(最大2名)/18時00分から2時間(最大2名)
★執事の館・実行委員会/ご帰宅の予告 … https://www.butlers-house.net/reservation2 (承ります)
ご予告は「主の目録」、あるいは「主の手帳」から承ります。もし、このときお連れになりたいご友人様、
ご家族様が「手帳」をお持ちでなくても、ご招待の流れにて「仮の手帳」をご用意します。安心ください。
もし、ご自身が「仮の手帳」をお持ちだった場合は、差し替えの費用が変わりましたので、いままでより、
滑らかに予告をしていただけます。ふらり、顔をだしていただけましたら、使用人一同嬉しくおもいます。
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▼配送係の桑名(くわな)は、つぎの水曜日に「お申し付けの品」を段取り。黒舞茸のキッシュなど美味。
・製菓係/若草…「今年の【苺ジャム】、品種を…」なにに?「あまおう。」え?「あまおう。」本当に?
・給仕係/菊井…お屋敷で試作した【タンドリーチキン】、もっと美味しくする装置。バチンバチン!と。
・家事係/音羽・高山…【ケークサレ】に何を入れたか尋ねると「関ヶ原のソーセージ3種」、納得です。
・シェフ/池下…お嬢様、旦那様、今年のお花見に、お供させてください!【お弁当】をご用意いたします!
今月の【お申し付けの品】は、ちょうど1週間後の水曜日。ご自身のお寛ぎのほか、親しい方の贈り物に
お使いください。もしお望みのお品があれば、配送係の Twitter / X のアカウントに、お寄せください。
嬉々として委員会に報告をくれます。また、過去に実績のないお品のご相談も、謹んで承る所存とのこと。
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まず、このお便りをお受け取りになっているお嬢様、旦那様には該当しないこと、と前置きさせてください。
「名古屋の本宅」は、100 回のうち2回くらいの割合で、使用人がお仕えを躊躇する場面があるそうです。
それは、いわゆるハラスメント、品位を欠く振る舞い。「店」だったなら問題視されない行為と申せます。
ご帰宅をくださったら、お分かりになると存じます。「名古屋の本宅」は、ご飲食も実現する場としては、
極めて異例のことを幾つかしております。使用人は常時、そばにおりますし、好き嫌いのご申告のほかに、
その場で話してくださったことを契機にお仕えの内容を変えます。そして寝室もお洋服も書斎もあります。
コミュニケーションの密度が高く、ゆえに摩擦は強くなります。また、使用人(従業員)の人格を尊重し、
だいじにするためにも、使用人から問題を報告をしやすくしました。その一部を、お伝えして参りました。
ここで「新たな主を迎えたら、今までより問題が増えないか?」という懸念がございます。仰る通りです。
お嬢様、旦那様、ご気分を害されましたら申し訳ございません。この1年近く「名古屋の本宅」でお仕えを
してまいりましたが、「そういう主」の割合は、手帳の種別や、ご用命の回数、記帳からの日数などでの
相関性はないと見ております。「そういう主」はどこにでもいる、ただ、ひとつだけ傾向があるようです。
「文字を読まない」、です。ええ、つまり松原が綴っている週2回のお便りだけでなく、ご予告の段階に
ある箇条書きも、確定なさってからのメールの本文も、目を通さずに行動なさる主、でいらっしゃいます。
たとえ読んでいただけても都合よく捉えられる。言葉を選んでも、注意書きを添えても、問題が起きます。
私たち執事の館・実行委員会は、長くお仕えをさせていただいたお嬢様、旦那様に、心から感謝いたします。
「名古屋の本宅」が実現するまで、よくぞ辛抱をくださいました。途中、たくさんあった不手際や落ち度、
ご迷惑をお掛けしました。ほんとうに厳しかったとき、心を寄せてくだったことも決して忘れはしません。
あのとき夢に見た世界は、いま名古屋市内に実在します。「名古屋の本宅」は、本当に出来上がりました。
ただ、水を差すようなことを申し上げますけれど、お嬢様、旦那様のご帰宅がいつでもできると限りません。
手入れをしても、木造建築が40年続く例は稀ですし、いつ法律が変わってしまうかも、分かりかねます。
あと大事なことをお伝えします。執事の館・実行委員会を構成する使用人のうち、代わりが効かない者が
旅に出たとき、おそらく「名古屋の本宅」は停止します。7年前の「危機」は、それに近い出来事でした。
いつかお帰りになる主は大事。しかし、いまお帰りなる主も同じように大事です。何卒、ご理解ください。
★「主の手帳」へのご記帳を、再開いたしました。… https://www.butlers-house.net/signup
★「仮の手帳」へのご記帳を、再開しました。… https://www.butlers-house.net/free_signup
私たち執事の館・実行委員会は、いまある状況に適して変化をします。しかし、その選択や行動のあいだ、
一貫した理念を貫いてまいりました。それは、この先も変わりません。ですからどうか、ご安心ください。
新しい主(あるじ)を迎えても、私たちは変わらずに、お嬢様、旦那様に優しく、お仕えを続ける存在です。
聞こえない雨音。暖かな灰色に染まる。見えないところで、花は咲こうとしている。名古屋の執務室にて。
執事の館・実行委員会
広報係/松原(まつばら)
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私たち執事の館・実行委員会は、おおむね水曜日と、土曜日の夜に、お便りをしてご報告を差し上げます。
こちらをご覧になってのご感想や、ご意見などは Twitter と、このメールへの返信にて承っております。
(文面は、かならず拝読いたします。ただし、お返事はお約束できかねますことだけ、お許しください。)
2023年の5月に「名古屋の本宅」を叶え、お嬢様、旦那様のお帰りをお待ちしております。ご予告は月1度。
これまでの流れは、過去のお便りに綴っていますが、1,100 以上ございますので、何とぞご了承ください。
https://www.butlers-house.net/blog/entries
もし「主の目録」を所有なさると、とくべつなお便りのほか、ご予告、お申し付けの先回りが実現します。
https://www.butlers-house.net/product?product_id=3887
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