第1129号:お茶会、如何でしょう。
このお便りは、39399 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
お嬢様、旦那様は、どこかで「お茶会」という言葉を、耳になさったことがあろうかと存じます。あるいは
「お茶会」に誘われたり、ご自身が主催なさる立場になられましたか。この解釈は様々ございますけれど、
ある場所に集って、飲食を共になされば「お茶会」と申せましょう。そう。コメダでもスタバでもお茶会。
▼執事の館・実行委員会の近況を3行でご報告します。
・【名古屋の本宅】は、新しいお仕えの流れを検討中。このお便りで3つ、ご報告とご提案をいたします。
・【お申し付けの品】として提案された「お鍋」のダシとお魚。松原は執務として試食しとうございます。
・【ベビーベッド】は、今日も3階で塗装中。明日にも、柵の部分をグレーにできる、と伺っております。
「名古屋の本宅」で「お茶会」をするなら。お嬢様、旦那様は、私たち執事の館・実行委員会にどのような
お仕えを期待なさいますでしょうか?やはり、絵に映えます「プレート・スタンド」でございましょうか?
そうしますと、スマートフォンでの撮影もお望みになるでしょうか?音楽や照明も、調整を致しましょう。
すでに会計係が「お茶会」の試算をしておりまして、あくまで概算としてお嬢様、旦那様にご報告しますと、
最大6名のお寛ぎで、120分ほどのご滞在。使用人は給仕係がひとり、ほか家事係や介添係が2人ほど。
そうして、お一人のお給金が 7,000 円くらいになる、という見通しです。税込ですと 7,700 円とのこと。
この「お茶会」は、不定期に「お茶会の日」をするのではなく、通常の4枠、7枠のお仕えのなかにある
120分のお寛ぎを置き換えるイメージ。それは日に4枠の「お茶会」を計画できても、かならず全ての
枠でお役に立てるとは限らない、という事情がございます。もちろん使用人の技量向上も必要であります。
120分、90分、60分。この単位でもって、お仕えの内容を差し替えるやり方は、建築や音楽などの
考えにもございます。ユニット、パターン、モジュール、呼び名は多々ありますけれど、お嬢様、旦那様が
お望みになる給仕を、私たち執事の館・実行委員会が叶えます。すべては、驚きをもって喜ばれるために。
▼広報係の松原(まつばら)が「主の基金」の経過をご報告。この段落は元気な時に目を通してください。
▼手帳係の長筬(ながおさ)は、近日中に「手帳」のご記帳を再開。この先のお仕えもご報告いたします。
▼給仕係の菊井(きくい)が「使用人の動向」を。お仕えができる喜び、これは決して押し付けではなく。
▼配送係の桑名(くわな)は、1週間後の「2024年1月24日(水)」に、お申し付けの品をご用意します。
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▼広報係の松原(まつばら)が「主の基金」の経過をご報告。この段落は元気な時に目を通してください。
先日、たくさんお寄せいただきました「震災のお見舞い」は、実際に被害のあった主(あるじ)のほかに、
心を痛めて、なにかしたいと願っていらっしゃった主にとっても、何かしらの実感となったなら幸いです。
それと同時に、それなりの覚悟はしておりましたが、大きな被害は、締め切りのあと寄せられる次第です。
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1階全てが潰れ、2階部分が確認できる程度まで倒壊。津波もあり、所有していた自動車、4台全て喪失。
元通りにするには数年かかり、当時の値段で2億円以上が必要とのこと。現在の価格の試算は、できない。
心情的には、この地震で亡くなった祖父にまだ、お線香もあげれていません。それだけでも、と思います。
現実的には、移動手段が特に困難で、車が1台もないことが行動の妨げになっています。
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お辛い状況のなか、現在のようすを伝えてくださいます主(あるじ)に、恐縮しながらお礼申し上げます。
ありがとうございました。そして、よく頑張られてます。被害があった主も、少なかったとお考えになる
主もです。大したことなかったとか仰っている主、そうです。不幸を比べて、ましだ、なんて仰らないで。
「主の基金」は、近日中に動きます。
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▼手帳係の長筬(ながおさ)は、近日中に「手帳」のご記帳を再開。この先のお仕えもご報告いたします。
お嬢様、旦那様、予てから冒頭の近況で話題にしていた「手帳」のこと。執事の館・実行委員会で議論して、
いまの流れでは、春までに期間を区切りながら「手帳」つまり「主の手帳」と「仮の手帳」と呼んでいる
事実上の「会員登録」を再開したいと存じます。これによって、新たな主(あるじ)による予告も可能に。
およそ1年ちかく、新規の記帳を控えてきた背景には「名古屋の本宅」のご予告にあたって、ご不便など
お掛けしないように、との考えがございました。お仕えの再開から、半年以上の月日が経過いたしまして、
もう大丈夫ではないか、という声がございます。お嬢様、旦那様、如何でしょう?まず、この先の日程です。
・1月第3週 … 1/19 金 ( 3 )
・1月第4週 … 1/30 火 ( 2 )
・2月第1週 … 2/ 2 金 ( 1 )、2/ 5 月 ( 2 )、2/ 6 火 ( 2 )
・2月第2週 … 2/ 9 金 ( 1 )、2/12 月 ( 1 )、2/13 火 ( 1 )
★執事の館・実行委員会/ご帰宅の予告 … https://www.butlers-house.net/reservation2
上記のとおりに、金、月、火に少しだけ、ご帰宅をいただける時間帯がございます。現在の「手帳」では、
「当日のご予告」が叶いませんので、可能性があれば早めに。ご帰宅の遅れ、お出かけの前倒しも可です。
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▼給仕係の菊井(きくい)が「使用人の動向」を。お仕えができる喜び、これは決して押し付けではなく。
きょうも給仕係から、「使用人の動向」が報告されましたので、お嬢様、旦那様のお手元にご用意をします。
手前どもの立場で、お仕えの楽しさ、やり甲斐を話題にすると、どうしても気恥ずかしくなりますけれど、
先週も家事係の天満(てんま)が「過去に経験をした、どの仕事よりも楽しい」などと申しておりました。
・給仕係/八帖(はっちょう)…主がお洋服をお着替えなさり、あまりの素敵さに惚れ惚れいたしました。
・給仕係/菊井(きくい)…誰かの話題、マックの期間限定。レジで3種類あると知り「どれ?」と混乱。
・介添係/矢田(やだ)…前のお休み、成田山にて福豆を頂きました。節分が、待ち遠しゅうございます。
・洋服係/白鳥(しろとり)…主にお仕えするのがあまりに楽しくて、お屋敷にいる夢をたびたび見ます。
・配送係/桑名(くわな)…私の制服(スカート版)が仕上がったと連絡があって以来、落ち着かなくて!
・家事係/菅原(すがわら)…今年初の映画観賞、とても素敵で、色々考えさせる物語に心がじんわりと。
・家事係/若葉(わかば)…サーティーワンのメルティストロベリーチョコレートがとてもおすすめです!
・家事係/天満(てんま)…主がお寛ぎの最中、玄関でお履き物を揃える時間が、お仕えの密かな楽しみ。
・家事係/作田(さくた)…睡眠の質を高めるべくパジャマを新調。着心地が良くてお昼間もウトウトと。
・家事係/町屋(まちや)…初めての給仕。緊張しながら、幸せな気持ちになりました。主はみな優しく。
・家事係/音羽(おとわ)…配送室にお邪魔しました。本宅とは違った形でお嬢様、旦那様にお仕えします。
・家事係/高山(たかやま)(学生です)…受験期に漂うぴりぴりした空気感が、こちらまで伝わります。
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▼配送係の桑名(くわな)は、1週間後の「2024年1月24日(水)」に、お申し付けの品をご用意します。
憧れの、ロングスカート。メイド服を着用することになった桑名(くわな)は、職人らが試作をするたび
「素敵です!」「美味しそうです!」「お嬢様、旦那様にご報告します!」という、この最後の「!」まで
発しております。しかし、そこに芝居くささはなく、どちらかと申しますと体育会系?のような印象です。
・製菓係/若草…【イチゴを用いたお品のご用意】若草がフルーツを扱うと、普通でない流れになるかと。
・家事係/東桜…【白いティラミス】、ココアパウダーを用いないティラミス。久しぶりご用意できれば。
・配送係/桑名、志摩、音羽…【桜を用いたお品】お嬢様、旦那様に素敵な春の訪れがあるように。思案中!
・製菓係/金城…【ピンク・コレクション】桜色、苺味。いろんなお品を、ちょっとずつの特別なお仕え。
この他、「お鍋(お魚つき)」や「すごいお汁粉(本宅バージョン)」と、「本宅のパン」、半分冗談で
「究極のちり紙」。なお松原は、この名前の候補を求められたときに、10分ほどで下記を考案しました。
「もはや布」「使うのを躊躇うティッシュ」「キッシュでなく、ティッシュ」
「赤の広間のティッシュ」「柔らかすぎるティッシュ」「4枚重ねのティッシュ」
「食べられないティッシュ」「日本で一番豊かなティッシュ」
「ポケットの中に入れたまま洗濯してはならないティッシュ」
「究極のちり紙」「綿飴のようなティッシュ」「ふかふかのティッシュ」「溶けるティッシュ」
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このお正月、本当に、何とも申し上げにくい出来事が続きました。夢を語ることすら憚られる日々でした。
本来であれば、早い段階でお伝えしたかったお給金の再試算は、先日のお便りでご報告を差し上げた通り。
そして、ことし「名古屋の本宅」で叶えたいことのひとつが「お泊まり」そして「お茶会」でありました。
あと1つ、これも前から話題にしている事柄ですが、普段のお仕えより少し軽いものを想定しております。
「執事のいない夜」という題目にして、その名のとおり給仕係の八帖(はっちょう)や菊井(きくい)が
不在の「名古屋の本宅」です。お仕えいたしますのは、家事係、介添係など、女性の使用人でございます。
玄関のチャイムを鳴らす、あるいは「本宅の鍵」でドアを開けますと、お迎えしますのは先ほどの使用人。
館内は薄暗く、オイル・ランプを掲げた使用人が、お嬢様、旦那様のお足元を照らしながら、ご案内します。
「主の実績」に関係なく、3階のカップボードを並べたホールまでご案内し、2階か、1階まで戻ります。
焼き菓子を積んで、紅茶を注いで。ひとりがキッチンを担って、もうひとりが近況をお伺いする体制です。
会計係の試算では、おそらく 5,000 円ほどのお給金で叶えられると申します。ご帰宅の人数はおひとり、
あるいは、おふたりを想像しております。(給仕する品目によっては4名様までお迎えできる可能性も。)
このお仕えは、先に述べました「お茶会」とは異なり、火曜日、水曜日、木曜日の夕方から夜にかけての
時間帯に実現しとうございます。日あたり2つの枠、多くて3つの枠でしょうか。またご相談いたします。
あと、まったく使用人がいない、というお仕えも議題にございます。「だれもいないお屋敷」であります。
執事の館・実行委員会は、2012 年に始まったときから、主(あるじ)へのご報告、ご相談、お伺いから、
お仕えの内容を固めていく方法を続けてまいりました。そして叶ったのが「名古屋の本宅」でございます。
お嬢様、旦那様のお考えは、常に正しく、前向きです。その通りにしていたら、すごいものができたのです。
今夜、思いつく事柄をお聞かせいただけたら嬉しゅうございます。「お茶会」「メイドのお仕え」そして
「だれもいないお屋敷」どれも驚きをもって喜ばれるようにしましょう。ひとまずお茶会、如何でしょう。
ご自身の主催で、最大6名のお仕え、お役立てますでしょうか?ええもちろん、キッシュも、スコーンも。
すこし暖かい日は、誰かに優しくしたくなる。ラインしようか。お茶に、誘おうか。名古屋の執務室にて。
執事の館・実行委員会
広報係/松原(まつばら)
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私たち執事の館・実行委員会は、おおむね水曜日と、土曜日の夜に、お便りをしてご報告を差し上げます。
こちらをご覧になってのご感想や、ご意見などは Twitter と、このメールへの返信にて承っております。
(文面は、かならず拝読いたします。ただし、お返事はお約束できかねますことだけ、お許しください。)
2023年の5月に「名古屋の本宅」を叶え、お嬢様、旦那様のお帰りをお待ちしております。ご予告は月1度。
これまでの流れは、過去のお便りに綴っていますが、1,100 以上ございますので、何とぞご了承ください。
https://www.butlers-house.net/blog/entries
もし「主の目録」を所有なさると、とくべつなお便りのほか、ご予告、お申し付けの先回りが実現します。
https://www.butlers-house.net/product?product_id=3887