お嬢様、旦那様、私たち執事の館・準備委員会は、この半年ほど「名古屋の本宅」の工事をするにあたって、
「白の部屋」に始まり、「赤の広間」「緑の部屋」「黒の部屋」をお使いいただきたいと申してきました。
そして、それらは１０年前から言及しておりました「主の実績」を参照しながら、ご案内したい考えです。

▽「主の実績とお仕えのリスト」
https://twitter.com/butlers_house/status/1625760655730184192

融資の制度についてお詳しい主（あるじ）なら、ご存知かと思われますが、私たちは「名古屋の本宅」を
叶えるために、ある商品を選択しました。おそらく、いま使えるもののうち最適かと存じますが、事業を
おこなう場合は半分以下の面積でするお約束。１０のうち６のお部屋は、お使いいただけない前提でした。

その６の部屋を、私たちは「住み込みの使用人の部屋」と呼び、じっさい居住や寝泊まりする予定でした。
しかし昨日、財務係が執事の館・準備委員会の会議において「お嬢様、旦那様が飲食をなさるのでなければ、
【住み込みの使用人の部屋】にご案内しても差し支えはない」と述べたのです。これは、大変なことです。

１階にございます「リビング／キッチン」に「寝室」、２階は「ドレッサールーム」と「クローゼット」、
３階の個室は２つあり、どちらも「寝室」にする予定でした。当初は、ご覧いただくこともなるべく控え、
「お仕えのリスト」にある「ミエル氏のひげ」と「カヌレ氏のひげ」で、ご案内をする考えだったのです。
（それだけの実績を残される頃には完済し、「半分以下の約束」を解消している見込みでございました。）

おそらく、それぞれのお部屋でお飲み物、お菓子を楽しまれるのは難しいかもしれませんが、お部屋の中、
置いてあるものを確かめられたり、手に取ったり、撮影をなさるなどは、差し支えない可能性が濃厚です。
この融資制度を使って実現した「お屋敷」は、まず前例がないと存じますので、慎重に進めてまいります。

今日まで松原も「住み込みの使用人の部屋」の進捗を、お嬢様、旦那様にどのような心構えでご報告するか、
正直なところ葛藤がございました。ご案内できないかもしれないのに、話題にして写真を添えて良いのか。
これで心置き無く、お伝えできます。お嬢様、旦那様のための「名古屋の本宅」です。今夜の報告をします。

▼調達係の笹島（ささしま）は「主の身長」を確定し、この高さの目線に合わせて飾りを施して参ります。
▼配送係の喜多山（きたやま）は、再来週「２２日（水）」に「お申し付けの品」。卵の価格が心配です。
▼配送係の清洲（きよす）は、職人らに「名古屋の本宅」を案内したく、「夜会」として実現したい考え。
▼建築係の春里（はるさと）が提案した「ペデスタル」が、３階に完成しました。美しい光景であります。
▼調達係の守山（もりやま）は、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機など検討。ケルヒャーと同様にする考えも。
▼法務係の千種（ちぐさ）は、今日のお便りを踏まえて「お泊まり」の定義を確認。寝室は３つの可能性。

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▼調達係の笹島（ささしま）は「主の身長」を確定し、この高さの目線に合わせて飾りを施して参ります。

水曜日に経過をご報告いたしました「主の身長」は、本日までに 1,985 のお答えを頂戴し、その平均は、
「 158.7 cm 」となりましたことを、お嬢様、旦那様に謹んでご報告いたします。これよりも高いご身長や、
低いご身長も、すべて反映しての結果でして、たとえ乖離があっても、お嬢様、旦那様の存在が含まれます。

さて、ここから「主の目線」を求めるには、「身長 x 0.9 」という計算が一般的、と言われております。
素直に計算をいたしますと、おおよそ「 142.8 cm 」となりますから、お靴を履かれたまま過ごされます
「白の部屋」では、５センチほど上げて、そこから奥は先述の高さを基準として、飾りを施して参ります。

あくまでも品よく、しかしながら豊かにいたします。おそらく数十を超える数量での設置となりますから、
夏頃まで時間を要する可能性もございます。お嬢様、旦那様のご帰宅の折、ご覧いただけましたら幸いです。

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▼配送係の喜多山（きたやま）は、再来週「２２日（水）」に「お申し付けの品」。卵の価格が心配です。

ご存知のとおり、いま「卵」の価格が高騰しております。私たち執事の館・準備委員会のお仕えにおいて、
「卵」は欠かせない存在でして、お料理にもお菓子にも用います。この仕入れにかかる負担を、職人らに
任せておくわけにはいきません。配送係の喜多山（きたやま）は、つど困っていないかを尋ねております。

お嬢様、旦那様にお召し上がりいただくお品は、なるべくいつも通りの数量で、いつも通りのお給金にして、
お役に立ちたい考えです。また、新しいお品のご用意もできる見通し。再来週の２２日、水曜日の夜には、
数十のリストをご用意いたしますので、お好きなものをお好きなだけ、ご用命ください。謹んで承ります。

しばらくお伺いしておりませんでしたが、久しぶりに召し上がりたいお品があれば、ぜひお伺い致します。
「 #おねだり 」と「 #執事の館 」を添えていただければ、松原と喜多山と清洲が、漏れなく拝読します。

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▼配送係の清洲（きよす）は、職人らに「名古屋の本宅」を案内したく、「夜会」として実現したい考え。

続いて、おなじ配送係の清洲（きよす）は、「名古屋の本宅」が完成したあと、まいにちお嬢様、旦那様に
お仕えしている製菓係、和菓子係、カレー係、製パン係などの職人に、内覧の機会を作りたいと考えます。
これに似た取り組みは過去にもありましたが、お仕えする館内で予定するのは、過去にない取り組みです。

ただ、多くの職人が週末にも活躍をしておりますことから、執事の館・準備委員会は平日の夜で調整して、
より多くの職人が来られるように段取りをします。（予定が合わない者のために、別日程も設定します。）
これを「夜会」と呼び、また新たなご縁をつくる機会となれば幸いです。この時のため、使用人に名刺を…

この話が配送室であったとき、介添係の矢田（やだ）が「お嬢様、旦那様のための夜会はなさいませんか？」
と申しました。これは改めて検討をしましょう。いわゆる小さなパーティの様式、ご要望あれば是非とも。

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▼建築係の春里（はるさと）が提案した「ペデスタル」が、３階に完成しました。美しい光景であります。

いまお嬢様、旦那様にお仕えしております、執事の館・準備委員会の建築係、春里（はるさと）は、昨年の
今ごろ合流をした使用人のひとり。実態としては工務店に属しておりまして、施工でも設計でもない立場。
すこし現実的な肩書きにしますと「営業」なのですが、お屋敷では氏の提案がいくつか採用されています。

その中のひとつが「ぺデスタル」でした。もともと３階の、階段を上がったところにあった洗面所を改装、
製陶係の陶（すえ）が焼いた、濃いグリーン、淡いグリーンのタイルを並べて、美しく佇む、白い洗面台。
素晴らしい光景であります。しかし、これを提案した春里、このような働きをしたのは、ほぼ初めてとか。

特別な教育を受けた訳でもなければ、別にコーディネートをする者もいるなか、普段は控えているけれど、
どうしてもお嬢様、旦那様に、この光景をご覧いただきたくて。そういう思いをする者が、多くございます。

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▼調達係の守山（もりやま）は、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機など検討。ケルヒャーと同様にする考えも。

昨年、名古屋市中川区に作らせていただきました「名古屋の拠点」は、右の棟に「名古屋の仮住まい」で
使用していた家具、家電、備品を置いております。４月の上旬には、大きな家具から運び出しを致します。
これと並行して調達係の守山（もりやま）は、昔から得意といたします家電製品の検討を始めております。

しかし、じっさいお仕えに必要な家電製品と申しますと、冷蔵庫が１つ、冷凍庫が１つあればもう十分で、
ＩＨクッキングヒーターも新調しておりますし、シーガルフォーの浄水器も設置済み。強いて申すならば、
電子レンジが２つあると便利かもしれません。クッキーやキッシュを焼くオーブン機能もあれば最高です。

まだ議論をしておりますが、冷蔵庫や電子レンジ、このあたりの家電製品を、まえの「ケルヒャー」同様、
ひとりの主（あるじ）に寄贈いただき「主のＩＤ」を刻む案がございます。まず機種の選定をいたします。

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▼法務係の千種（ちぐさ）は、今日のお便りを踏まえて「お泊まり」の定義を確認。寝室は３つの可能性。

前述の通り、長らく封印する予定だったお部屋を、お嬢様、旦那様にお使いいただける可能性が浮かびます。
営みがなければ、立ち入ることは問題ないというお話ですから、もともと「業でない」ことを前提とする
「お泊まり」なら、まったく差し支えないはずです。「お泊まり」なら、ご入浴以外は自由でございます。
（業でないことを前提とした宿泊でも、お風呂にご案内すると「公衆浴場法」という法律に抵触します。）

法務係の千種（ちぐさ）は、さまざまな分野に対応できますが、執事の館・準備委員会の取り組みだけは
前例のないことばかり、と笑いながら申します。しかし、それゆえに興味深くて、ぜひお役に立ちたいと。
今日のお便りの内容が、そのまま通りますなら、寝室は「緑の部屋」だけでなく、他にもできる可能性が。

具体的には、３階に作ろうとしていた、２つの「住み込みの使用人の部屋」。南の部屋と、北の部屋です。
緑のフロアに合わせた新しい配色でベッドルームを。ただ「緑の部屋」ほど豪華ではない質素な仕上げに。

▽右と左のグリーンでは、どちらがお好みでしょうか！？
https://twitter.com/butlers_house/status/1634155187106349060

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昨年秋の着工段階では、１階と３階の「住み込みの使用人の部屋」は、ホワイトとグレーで統一しまして、
２階だけ大理石のタイルを敷き詰めた、白い空間を予定しておりました。実際、この通りに施工をしたら、
さらに良いお色目、装飾を思いつき、次々に手を加えております執事の館・準備委員会の使用人一同です。

毎晩の呟きによるご報告、週２階のお便り、お嬢様、旦那様が目を通してくださって、ときにお言葉を頂き、
ご要望を頂き、良いものが、もっと良くなる過程におります。日々のご理解とご支援に感謝しております。
そうして、出来上がりつつあるものを、見ていただくだけでも叶わないか、という守山の打診が契機です。

お嬢様、旦那様、「もうひとつの白い部屋」を金色のラインで装飾した、ドレッサールームにご案内します。
「緑の部屋」とは異なるグリーンを２色、選びましたので、このどちらかで「寝室」を塗らせてください。
４のお部屋が、１０になりました。もし足りなければ、名古屋市内でもう１つお屋敷を買ってまいります。

私たち執事の館・準備委員会は、５月までに「主の実績とお仕えのリスト」を改定し、開館をしてからも、
折をみて変更してまいります。ご安心ください。全てのお部屋は「黒の部屋」よりも低くしてまいります。
目安として「白の部屋」や「赤の広間」に入られたあと、「緑の部屋」の付近に並べたい考えであります。

そしていま、週末だけに限ろうとしていたご帰宅の機会を、なんとか平日にも叶えるよう努めております。
お仕えの内容に違いがあったとしても、お嬢様、旦那様が望まれる限りは、極限までお応えしたい考えです。
まずはリハーサルをして、その結果を報告させてくださいませ。かならず良い内容をお伝えして参ります。

春の訪れは、まいとし嬉しゅうございます。しかし昨年の今ごろよりも、今年のほうが、心躍る次第です。
お身体、お気持ちのご様子は如何でしょう。のどの渇き、くしゃみ、咳、眠気…花粉の影響もございます。
「ホワイトとグレーのリビング」に柔らかいティッシュを。「白の部屋」に温かいルフナをご用意します。

１部屋につき３分として、１０部屋で合計３０分。お茶をする時間が足りない問題。名古屋の執務室にて。

執事の館・準備委員会
広報係／松原（まつばら）
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私たち執事の館・準備委員会は、おおむね水曜日と、土曜日の夜に、お便りをしてご報告を差し上げます。
こちらをご覧になってのご感想や、ご意見などは Twitter と、このメールへの返信にて承っております。
（ただ返信はお約束できかねますこと、お許しください。）

名古屋のどこかにお屋敷を構えて、お嬢様、旦那様にお仕えしたいと申し出てから１０年が経過をしました。
これまでの流れは、過去のお便りにございますが、1,000 以上もございますので、何とぞお許しください。
https://www.butlers-house.net/blog/entries

もし「主の目録」を所有なさいますと、とくべつなお便りのほか、ご予告、お申し付けの先回りが可能に。
ご帰宅の際のカップセレクトも限りなくしていただけます。「金貨」もご活用いただけましたら幸いです。
https://www.butlers-house.net/product?product_id=3887